高齢者生産活動センターさとみ
7月下旬しめ縄用の稲刈りが始まりました。稲が穂を持つ前の青々とした状態で刈り取られます。暑さのピークを避けるため朝早くから行われます。朝早くと言えども日が昇ればとんでもなく暑くなります。この日は、天候が悪く山に霧や霞がかかったかのような空模様で、普段よりも幾分しのぎやすい日でした。しめ縄用の稲は、わらの長さ、張り、色が命です。刈り取りを終えるとすぐに乾燥作業に入ります。機械乾燥機に入れ、約1日かけてじっくりと乾燥させます。乾燥が終わった稲は、しめ縄作りが始まるまで大切に保存されます。そのため、お正月になってもしめ縄の藁にこの青みと香りが残り、新年にふさわしい清々しさを持った飾りとなります。